捨てる生活を送っている が, 「捨てるにはちょっと惜しい」ものがある.そこで売る方法はないかといろいろ探し,現在, メルカリ と 楽天オークション を利用している.これらを利用して, あらためて勉強になったことがあったので,列記しておく.
共通事項
- あらためて,商売の楽しさ,難しさ,奥深さを実感した.社会生活を営んでいる以上, 人とお金のやり取りをして生きてはいるが,あまり生々しいお金のやり取りからは少し 遠い生活をしていた.でも自分で値段を付け,相手に発送し,利益を確保するという 生々しいお金のやり取りを (少額ではあるが) することで,商売の実体みたいなものを あらためて体感できた.
- ものを大切にするようになった.売れるようにするためには,なるべく価格を下げる 必要がある.すると発送時の封筒や梱包のプチプチも,どうやって節約するか? と考える ようになった.今まで捨てていたようなビニール袋や段ボール箱も,きちんと取っておく ようになった.
- あらゆるものに価値があることを実感した.例えば「自作の詩を色紙に書いたもの」 とか「要望に応じた小説」などが売りに出ることがある.どんなものでも,うまく価値を PR することで商品になりうることを勉強した (私自身も,壊れた時計を出品して 売れたことがある)
- 時間を制するものが全てを制する.出品したらセカセカせずに,のんびり推移を見守るのが 吉のような気がする
メルカリ
- スマホでの利用に特化していて,非常に使いやすい
- 利用者は女性が多いような気もするが,男性ものでもそれなりに買い手が付く
- ガイドが丁寧.特に,送るものの形状と発送料金の説明は分かりやすく,それを見るだけでも アプリをインストールする価値があると思う
- ヤマト運輸と提携している「らくらくメルカリ便」は,送り先によらず,荷物のサイズと重さだけで 料金が決まるので,「送料込み」の商品設定をしやすい.
楽天オークション
- 最低 1 円 (+ 送料) から料金設定ができる
- オークションの期間や,期間内に入札が無かった場合に再出品するか否かなど, 細かい設定が可能
- ポイントを使うことで,自分の商品を目立たせることができる (資本主義の論理だ)
これで生計を立てている訳ではないので,「捨てようと思ってたものが売れたらラッキー」くらいの 気持ちで続けていきたい.