2015年2月22日日曜日

任して任さず

ブクログでのレビュー で 「任して任さず」について書いたが, 少し補足しておこうと思う

「任して任さず」に対する一般的なイメージは, 例えば 黒野さんのコメント のようなものだろう. ここでは上司の視点と部下の視点の両方が書かれているが, 重視されて いるのは上司の視点である. つまり「部下に任せても, 任せっぱなしにしない」ということである. 私もずっと そう思っていた

しかし 丹羽さんの意見 を読むと, もっぱら部下の視点しか描かれていない. 松下幸之助の部下であり続けた丹羽さんの立場を考えると「任して任さず」を部下の視点で捉えるのは ある程度は必然かも しれないが, それでも部下の視点に徹していることは強調すべきことである. 私もこれを読んだときは, ちょっと衝撃だった

というわけで「任して任さず」は上司の管理術としてはもちろん大事なのだが, むしろ部下の行動規範として考えるのが もっと大事だと, 私は思っている

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