2016年5月15日日曜日

残業が減らないのは早く帰る理由が無いから

日経ビジネスのサイトに, 「残業が減らないのは 家に帰りたくないから」という記事があった. ちょっと似ているが, 私は「残業が減らないのは早く帰る理由が無いから」という のも理由の 1 つである気がしている.

帰宅後の時間をバッファと考えるから, 帰る時間が多少遅くなっても気にならず, 結果として早く帰る積極的な理由が無くなって しまう. 何か予定 (飲み会でも, スポーツクラブでも, 家の用事でも, 睡眠時間の確保でも) があれば, どこかで仕事を切り上げ なければならなくなる. そして, 毎日がそのような状況になれば (「毎日」もポイント), 仕事を先送りすることもできなくなるので, 必然的に その日の仕事はその日のうちに片付けなければならなくなり, 「効率」を意識せざるを得なくなる.

ちなみに残業代が支払われる場合, 残業時間に対する報酬は残業代で支払われるので, 「残業して成果が上がったから評価が上がり, 給料 (のベース) が上がった」という論理は正しくない気がする. 能力とは効率 (インプットに対してどれだけのアウトプットを出せるか) で あり, 効率によって給料のランクを決め, 残業は残業代で報いられるというのがあるべき姿と感じる.

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